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2014-03-11

Windows 7の既定のアクションを修正するツール

Windows版Microsoft Officeで様々な書類を作る機会が多く、必要な様式をテンプレートファイルとして用意してあります。通常はテンプレートファイルのアイコンをダブルクリックすれば、その様式の新規文書を開いてくれます。右クリックメニューを使うとこんな感じですね。

20140311-01-context-menu-ok


いつの間にか…

繰り返し使う際に重宝するテンプレートファイルですが、いつの間にかダブルクリックするとテンプレートそのものを開くようになっていました。右クリックメニューで見るとこういう状態。

20140311-02-context-menu-ng

こうなると思いの外、不便な思いをします。

  1. テンプレートをダブルクリックで新規文書を作るつもりで、実際にはテンプレート自身を開いている。
  2. 気付かないままテンプレートに変更を加える。
  3. いつもの習慣によりキーボードで「Ctrl+S」を押して、その変更を保存してしまう。
  4. 新規文書なのに保存するファイル名を尋ねてこないなぁと思っている頃には、原紙としてのテンプレートを変更済み。
  5. あーあ…と思いつつ、変更点を元に戻して保存する。

右クリックメニューで「新規作成」を選択すれば良いのですが、やっぱりサクッとダブルクリックで開きたいものです。


修正するには?

Windows XPまでは標準の機能でダブルクリックの動作(既定のアクション)を変更できたのですが、Windows 7には該当する機能がありません。そこでフリーウェア「FileTypesMan」のお世話になります。

まずは起動。管理者権限の確認を求めてきた場合には適切に応答を。次に該当するテンプレートファイルの拡張子を選び、さらに目的のアクションを選び、編集を指示します。

20140311-03-filetypesman-context-menu

設定画面が開いたら、既定のアクションに指定します。設定を保存してFileTypesManを終了させれば作業完了。

20140311-04-filetypesman-edit-action

設定変更はすぐに有効になったと記憶していますが、もし反映していないようなら一旦ログオフするか、Windowsの再起動を。


感謝♪

いつ、なぜダブルクリックが「新規作成」から「開く」に変わったのかは、今となっては不明ですが、専門ツールのおかげで不便さとイライラが解消しました。ありがたい…。



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