7 posts categorized "トラックボール"

2018-02-20

エレコムのトラックボール M-XT2URBKの初期不良が3連続…

トラックボールといえばロジクールという私でしたが、M570のスイッチがくたびれたり、ホイールのチルト機能がないことを不満に感じるようになり、乗り換えることにしました。その際に遭遇してしまった不具合と対処を記録しておきます。

エレコム M-XT2URBK

長く使ってきたロジクール M570に不満を覚えて、切り替え候補に選んだのがエレコムの親指タイプのトラックボール「M-XT2URBK」。同じ形状で有線式と無線式があり、電池交換が不要で接続の不安がなさそうな有線式にしました。

余談ですがエレコムさんは左手用トラックボールも出してくれているのがとても好印象。あいにくと私は左利きながら右手で操作するので、使う機会はありませんが…。

M-XT2URBKはUSB接続するだけでマウスとして機能しますし、メーカー提供のユーティリティを使うとボタンの機能割り当てを変えることもできます。ホイールのチルトをWindows 10の仮想デスクトップの切り替えに使っても便利ですよ。

2017年後半からエレコム製品を使い、ボタン部分のスイッチの反応やボール操作の快適さが気に入ったので、2018年に入ってから別のPC用に買い足しました。

初期不良 1回目

年明けに購入した同型機は使い始めてから1週間ほどでボール操作に反応しなくなってしまいました。ボールを転がすとマウスポインターが動きはするものの、移動中にひっかかるような動きになり、意図したようには動かせない状況に。ボールに触れていないのにマウスポインターがプルプルと震えたり。マウスポインターの動きは急速に悪化して、翌日にはほとんど動かなくなってしまいました。

エレコムのボール(黒玉)はM570のボール(青玉)と同じ寸法なので、試しに青玉を入れてみると、正常に操作できます。ボールの劣化なのかセンサーの不具合なのか…。いずれにしても初期不良なので、販売店へ持ち込んで相談。その場で交換ということになり、ひとまず安心して持ち帰りました。

初期不良 2回目

しかし残念なことに、交換した品でも1週間後に同じ症状が…。今回も黒玉を抜いて、代わりに青玉を入れると正常に動きます。はて?

また販売店へ持ち込み、店頭のPCで不良を確認してもらい、確かにボール操作に反応しないということで、2回目の新品交換ということに。店員さん曰く、同じロットで同じ不具合という可能性も…とのことでしたが、ひとまず自宅へ。

初期不良 3回目

そして数日後…またしても同じ症状が出てしまいました。マウスポインターがひっかかるなぁと感じていたら、数時間後には全く動かなくなりました。プルプル震えはするんですが…。

相変わらずロジクールの青玉を入れれば問題なく動くので、トラックボール本体側のセンサーは正常な感じです。逆にM570にエレコムの黒玉を入れるとまともに操作できないので、どうやら黒玉が不具合の原因?

汚れた手でボールを操作することはありませんし、ボールを拭いたり洗ったりしても症状は同じ。黒玉を入れた他のトラックボールもおかしくなるということは、黒玉の寿命が1週間?購入時には表面に何らかのコーティングが施してあり、使用中にそれが劣化してセンサーが反応しなくなる、とか?

さて、どうしましょ?

一応、販売店とメーカーには報告しようと思います。全ロットがこんな状況だと苦情殺到でしょうから、私が手に取ったロットが不運だったと思いたいところですが、Amazonのレビューには同様の事例がいくつも載っているんですよねぇ…。

ロジクールの青玉に変えると正常なので、試しにAmazonで別のボール単品を調達してみました。それで正常に使えるなら初期不良での交換を受けずにそのまま使ってもいいかなぁ、とも思っています。

別のPCで先行して使っている同型機は今も全く正常なので、製造ロットの問題のようにも思いますが、トラックボーラーなので使えなくなると作業が滞って困ります。何とか安心して使えるようにしなくては…。

2012-09-22

Windowsでマウスホイールを使うなら、Wheel Redirectorも。

MacOSでマウスホイールを操作すると、マウスカーソルがあるウインドウがスクロールします。Linuxでも同様。ただ、Windowsの場合には「アクティブな(フォーカスのある)ウインドウ」がスクロールします。

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トラックボール「LOGICOOL M570」が使いやすい件

トラックボール派(?)に転向して以来、LOGICOOL TM-150 を愛用してきました。トラックボールとしてはやや小ぶりのボールなれど、シンプルかつ安定していて、とても良い製品です。

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2009-04-13

捻るトラックボール?

トラックボール好きとしては、ぜひ試してみたい製品です。

Kensington製多機能トラックボール「SlimBlade Trackball」国内販売開始 - ITmedia +D PC USER

ボタンは2ボタンを装備するほか、ボールを横に“ひねる”ことで上下スクロール動作を行うことが可能だ。

ほほぉ、ボールを「捻る」んですな。ダイアル操作と思えば直感的ですが、実際の使い勝手はどうなんだろう?気になるなぁ。

2005-06-25

Windowsでトラックボール

Windowsでのトラックボール設定で少々手間取ったので、記録を兼ねて。

職場のLinux機で使い始めたロジテック(Logicool)のST-45UPiがすっかり気に入り、自宅でも同じトラックボールを使うことにしました。自宅のPCはWindows XPなので、USBで接続するだけで認識して使えるようになりました。

しかし、しばらくして"左右ボタンの同時押しによる中ボタン機能"を使えないことに気付きました。既にmouse-processorを導入してLinuxでトラックボールを使う場合と同等の環境ができていたので、mouse-processorに設定を追加して中ボタンの機能を使えるようにしてみました。でも、FireFoxでのリンク操作などは稀に左右ボタンの同時押しで動作が不安定になることがあり、この方法を断念。

次にST-45UPiの付属CD-ROMからMouseWareを導入してみました。これで中ボタン機能を利用できるようにはなったんですが、今度は追加ボタン(上下スクロールボタン)をmouse-processorで利用できなくなってしまい、ホイール機能が無効に...。MouseWareにも同様の機能はあるんですが、使い勝手が今一つだしアプリケーションによってはホイール機能が効かないこともあり、この案も断念。

マウスのデバイスドライバを他のマウスやトラックボール用のものに変更(更新)してみたものの、ホイールボタンが中ボタンになっていたり、追加ボタンを認識しなかったりで、どれも駄目。結局、何度かの試行錯誤を重ねた結果、"MouseWareをインストールせず、デバイスドライバだけ組み込む"という方法に至りました。

  1. MouseWareをアンインストールしておきます。
  2. ST-45UPiのUSBケーブルをPCに接続します。
  3. ハードウェアの認識が始まり、デバイスドライバの所在を尋ねてきたら、付属CD-ROM内のOS別フォルダに入っている適切なファイルを指示します。
  4. インストールが終わるまでしばし待ちます。

上記の手順でデバイスドライバだけをインストールして、ユーティリティをインストールせずにおけば、左右ボタン同時押しが中ボタンになり、追加ボタンをmouse-processorでホイール用に利用できました。これで、LinuxとWindowsで同じトラックボール操作が実現。良かった...。

トラックボール関連サイト

マウスからトラックボールへ切り替えるにあたって、とても参考になったサイトがあります。お世話になったお礼がわりに、ここで紹介させていただきます。

  • 猫のトラックボールルーム ~トラックボール個別面談~
    bar-tbroom三猫さんが数多くのトラックボールのレビュー記事を公開なさっています。人差し指派ということで、その方式の製品がほとんどですが、いずれも画像を伴う詳細な内容です。分解した内部の画像まであるのはお見事。
  • Jesus Web
    Jesusさんがホイール機能を実現するプログラムである"Wheel Ball"を公開なさっています。Wheel Ballを使うと、ボタンを押しながらボールを転がすことでマウス同様にホイール操作が可能になります。
  • programs
    機能割り当てプログラムである"mouse-processor"を公開なさっています。ボタン+ボールによるホイール機能のみならず、スクロールモードへの切り替えやキー入力の割り当てなどなど、多彩な設定が可能です。設定方法がテキストファイルへの記述式という点で敷居が高いかも知れませんが、細かい設定が魅力です。
  • 2chトラボスレまとめサイト
    トラボ普及向上委員会@2ch各位が、2チャンネルのトラックボールスレッドの情報をまとめたもの。各製品やプログラムの評価、利用する上で役立つ情報などが多数。

各サイトの皆様、貴重な情報をありがとうございます。おかげさまで、非常に快適な環境を得ることができました。感謝!

2005-06-23

Linuxでトラックボール

Linux機のUSBマウスをトラックボールに替えました。なかなか快適。

職場ではDebian GNU/LinuxをインストールしたPCを常用しています。メールの読み書きや文書の作成、ソフトウェアの開発などほとんどの作業をLinux上で行っています。ただ、年のせい(^_^;か、肩や首が凝ることが多いので、作業環境を変えてみようと思い立ちました。

整理が苦手で机の上が狭いこともあって、以前にX68000で愛用していたトラックボールを試してみることに。量販店の店頭ではマウスに埋もれて影が薄いんですが、いくつかの製品の在庫がありました。事前にネットで調べて、評判が良いというロジテック(Logicool)のST-45UPiに決定。

Debian機では既にUSBマウスを使える状態なので、差し替えるだけで認識して使えるようになりました。ただ、このトラックボールにはホイールが無いので、スクロールが少々不便になりました。そこまでは考えていなかったので、これまたネットで検索して、X window systemの設定で対応する方法を入手。

/etc/X11/XF86Config-4のマウスの設定を下記のように変更することで、ボタンを押しながらのボール操作でホイールの機能を使えるようになりました。先人達に感謝。最終的には"man 4x mouse"でXFree86のマニュアルを参照して、省略できる設定はなるべく省いてあります。

Section "InputDevice"
        Identifier "trackball"
        Driver "mouse"
        Option "Device" "/dev/input/mice"
        Option "Protocol" "ExplorerPS/2"
        Option "CorePointer"
        Option "EmulateWheel" "true"
        Option "EmulateWheelInertia" "30"
EndSection

これで、"▼"の刻印がある小さいボタン(大きな左ボタンのすぐ隣にある、本来はページダウンボタン)を押しながらボールを転がすと、ホイールと同じ動きになります。うーん、快適。

もうちょっと設定を加えると、ホイールの動作が縦だけじゃなくて横にも機能するんですが、試したらかえって使いにくかったので上記に落ち着きました。あと、反対側にある"▲"ボタンは本来のページアップボタンのままですが、押しにくいんでそのままにしてあります。

さて、これで作業効率が良くなるかな?

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登録年月 10/2005