EeePC 901-Xをリカバリしました。
EeePC 901-XにUbuntuとWindows XPのデュアルブート環境を作っていましたが、色々と弄り過ぎてしまい、起動できなくしてしまいました。フリーズに伴う電源断を行ってから、Windowsが起動中に再起動を繰り返すという状況に…。
年内に復旧すべく作業していたものの、諸般の都合で年が明けてしまいました。でもまぁ、せっかく達成できたので、忘れないうちに記録を兼ねて書いておきます。
- まずはEeePCに付属のリカバリDVDで出荷時の状態に戻します。この時、起動に使える光学ドライブが必要となります。リカバリには選択肢が無く、Cドライブ、Dドライブともにすっかり初期状態に戻ります。
- リカバリしたSSDからWindowsを起動して、初期設定を済ませます。
- ネットから「EASEUS Partition Master」をダウンロードして、Cドライブにインストールします。
- Dドライブのパーティションを、Partition Masterで外付けUSB-HDDにコピーします。その際に容量を2GB程度に減らします。実際にはそれにも満たない容量しか使っていませんので、USBメモリでも良いかも。
- Cドライブをドライブとして丸ごと、Partition MasterでDドライブにコピーします。
- 変更を確定するとWindowsの再起動が始まります。再起動が終わったらDドライブを開き、WINDOWSフォルダがあることを確かめます。
- コピー先のドライブで「UNKNOWN」となっているパーティションを、ドライブの最後尾に配置します。その後、コピー先のCドライブ部分の容量を最大に変更します。
- 改めて再起動を行い、BIOSのBOOT設定でCドライブとDドライブの優先順位を入れ替えます。
- BIOSの設定変更後に起動させて、CドライブとDドライブが入れ替わっていることを確かめます。入れ替わりは両ドライブの容量で判断できます。
- 外付けUSB-HDDにコピーしておいた旧Dドライブのパーティションを、Partition Masterで現Dドライブへ戻します。その際、ドライブを入れ替る前のCドライブに相当するパーティションを削除するように指示します。
- コピーが終わったら、Windowsを再起動させます。無事に起動したら作業完了です。
起動ドライブを複製するにはMBRなども考慮する必要があり、手間を省く意図で、上記の手順ではCドライブを丸ごと複製しています。
付属のリカバリDVDに手を加えて省力化することも試す予定です。同DVDのRecoveryフォルダにある2つのファイルの名前を入れ替えれば、DVDからリカバリする時点でCドライブとDドライブを交換できそうな感じです。
DVDから作ったISOイメージファイルの中を書き換えられらばいいんですが、それに必要なプログラム(UltraISO)の評価版では容量の上限があり、試せませんでした。製品版のライセンスキーが届き次第、再挑戦します。
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