3 posts categorized "PC"

2017-10-03

Steam LinkはPCゲームが快適で、それ以外にも有用なできるヤツ♪

先日、PCゲーム向けの周辺機器である「Steam Link」を導入しました。今回はその使用感と試した結果を書き留めておきます。

Steam Linkとは

家庭内のLANに接続して、PCで動くゲームの映像と音声をHDMI接続のテレビに出力したり、USB接続のキーボード、マウス、ゲームコントローラーによる操作をPCに伝えたりする、家庭内でのリモートプレイに特化した機器です。

これ自体には何もインストールできず、単体では意味のない機器です。仕様としてSteamというゲーム環境を前提としていますが、Steamのライブラリに登録できるのであれば他社のゲームでもリモートプレイが可能になります。

使用感

いくつかのゲームをプレイしてみて、思った以上に遅延が少なくて驚きました。とりあえず無線LANでSteam Linkを接続していますが、PCで直接操作するのとほとんど同じ感覚で居間のテレビでプレイできました。

映像をじっくり見るとごくわずかに遅延が生じるようで、操作に対するキャラクターの反応がほんとにちょっとだけ遅れて感じることもあります。ただ、私の個人的な感覚としては全く気にならない程度です。有線LANだと更に快適になったりするかな?次回に要確認です。

本体はCDケースを2枚重ねたより小さく、設置場所に困ることはないはず。ただ、プレイしているとそこそこ熱を持つようなので、上面は覆わずに空けておくほうが良いかと。小さいからといって既存の機器の隙間に突っ込むのは好ましくないでしょう。

USBポートは2つあり、キーボードとマウスをつなぐ程度なら困りません。コントローラーも併用するならUSB HUBが要りますね。Bluetooth接続も可能らしいので、次の機会に試そうかと。

PUBG(OK)

今回の主目的がこれ。キーボード+マウスでPCと全く同じに操作できます。映像や音声の遅延がわずかにあるものの、私には気にならない程度です。ガチなプレイヤーはともかく、私のようにのほほんと参加している者には十分すぎる性能です。雨や霧といった天候の描写も問題なし。激しく視点移動してもノイズや遅延、コマ落ちといった不満は感じませんでした。

残念なのはサラウンドヘッドフォンを使えないこと。PCではUSB接続のサウンドアダプターを介して仮想サラウンド効果を得ています。左右に加えて前後の音の方向も識別できてありがたいのですが、Steam Linkでは専用ソフトウェアをインストールできないので、その恩恵を受けられなさそう…。テレビ側のサラウンド機能を使えばいいのかな?要調査ですね。

XBoxコントローラーも接続してみて、一通りの操作をコントローラーで行えることも確認できました。アナログスティックでマウスカーソルを動かせて、全く操作できない場面はないものの、装備品のドラッグ操作は無理な気がします。ゲーム実況者さんの中にはコントローラー派もいらっしゃるようですが、私には無理っぽいです。

地球防衛軍4.1(OK)

問題なくプレイできます。大画面だと迫力ありますね。以前に持っていたPlayStation版を思い出しました。XBoxコントローラーを試すのを忘れていましたが、たぶん大丈夫でしょう。家庭用ゲーム機と同じ感覚で遊べそうです。画面が巨大生物で埋まる状況でもカクカクせずに撃ちまくれます♪ ちなみにもうちょっと強い武器を集めないとインフェルノは無理だなぁ。

マインクラフト(OK)

Steamで販売しているゲームではありませんが、いわゆるPC版(Java版)のランチャーをSteamライブラリーに登録してあります。Steamから起動するとSteam Linkを介してリモートプレイできます。

キーボードとマウスを使ってPCと同じ感覚で地下を掘りまくってみました。居間のテレビにスティックPCをつないでWindows 10版を遊んだりもしましたが、やはり性能が足りないのですよね。Steam Linkを使えばゲーミングPCの性能をそのまま使えて実に快適です。

ASTRONEER(NG)

起動も表示も問題ないのですが、残念なことにマウス操作による視点移動がだめです。過敏すぎてちょっとの動きで真上や真下を向きますし、左右に降ると超高速に何周も回転しちゃいます。正常なプレイは無理ですね。設定でマウス感度を最低にしてあるのになぁ。今後のバージョンアップに期待します。

Windows(OK)

通常はSteamアプリが全画面表示になっているのですが、それを最小化すると通常のデスクトップ画面が出てきます。その状態ではマウスで普通にWindowsを操作できて、Webブラウザーで検索したり動画を再生できたりします。

試しにYouTubeで動画を観てみたところ、ノイズやカクつきなしにきれいに再生できました。メニュー操作やキー入力も通常通りに行えて、PCの前で作業しているのと同様の感覚でした。ゲーム以外にも有用ですなぁ。

用途に合うなら強くお勧め

単にゲームをプレイするだけならPCを直接操作すれば良いわけで、わざわざ家庭内でリモートプレイすることはないでしょう。時にはテレビの大画面とスピーカーで…というならこの機器は便利です。複数人で見たり遊んだりという場面でも有用ですね。

意外にもWindowsそのものの操作にも便利なので、居間のテレビで作業するとか、家族で画面を見るとかに役立ちそうです。みんなで旅行の計画を立てたりする時にいいかも。

決して万人向けの機器ではなく、用途に合うならとっても強くおすすめしたい機器です。

2017-03-04

パソコン本体と周辺機器の電源を入れる順序の話

IT分野に限らないと思いますが、昔と今とでは「当たり前」の内容が違うことってありますなぁ、というお話です。

古いパソコンユーザーの習慣

古くからのパソコン利用者だと、電源入れたり切ったりする際の順序が習慣になっていると思います。電源を入れる時は周辺機器が先で、パソコン本体が最後。電源を切る時はまずパソコン本体、それから周辺機器と習いました。

以前のハードウェアにおいては、パソコンが起動する際に電源が入っている周辺機器を検出する仕組みだったので、かつて習った順序はもっともなものでした。しかし今ではその順序が逆効果になる場合も出てきます。

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2011-01-01

EeePC 901-Xをリカバリしました。

EeePC 901-XにUbuntuとWindows XPのデュアルブート環境を作っていましたが、色々と弄り過ぎてしまい、起動できなくしてしまいました。フリーズに伴う電源断を行ってから、Windowsが起動中に再起動を繰り返すという状況に…。

年内に復旧すべく作業していたものの、諸般の都合で年が明けてしまいました。でもまぁ、せっかく達成できたので、忘れないうちに記録を兼ねて書いておきます。

  1. まずはEeePCに付属のリカバリDVDで出荷時の状態に戻します。この時、起動に使える光学ドライブが必要となります。リカバリには選択肢が無く、Cドライブ、Dドライブともにすっかり初期状態に戻ります。
  2. リカバリしたSSDからWindowsを起動して、初期設定を済ませます。
  3. ネットから「EASEUS Partition Master」をダウンロードして、Cドライブにインストールします。
  4. Dドライブのパーティションを、Partition Masterで外付けUSB-HDDにコピーします。その際に容量を2GB程度に減らします。実際にはそれにも満たない容量しか使っていませんので、USBメモリでも良いかも。
  5. Cドライブをドライブとして丸ごと、Partition MasterでDドライブにコピーします。
  6. 変更を確定するとWindowsの再起動が始まります。再起動が終わったらDドライブを開き、WINDOWSフォルダがあることを確かめます。
  7. コピー先のドライブで「UNKNOWN」となっているパーティションを、ドライブの最後尾に配置します。その後、コピー先のCドライブ部分の容量を最大に変更します。
  8. 改めて再起動を行い、BIOSのBOOT設定でCドライブとDドライブの優先順位を入れ替えます。
  9. BIOSの設定変更後に起動させて、CドライブとDドライブが入れ替わっていることを確かめます。入れ替わりは両ドライブの容量で判断できます。
  10. 外付けUSB-HDDにコピーしておいた旧Dドライブのパーティションを、Partition Masterで現Dドライブへ戻します。その際、ドライブを入れ替る前のCドライブに相当するパーティションを削除するように指示します。
  11. コピーが終わったら、Windowsを再起動させます。無事に起動したら作業完了です。

起動ドライブを複製するにはMBRなども考慮する必要があり、手間を省く意図で、上記の手順ではCドライブを丸ごと複製しています。

付属のリカバリDVDに手を加えて省力化することも試す予定です。同DVDのRecoveryフォルダにある2つのファイルの名前を入れ替えれば、DVDからリカバリする時点でCドライブとDドライブを交換できそうな感じです。

DVDから作ったISOイメージファイルの中を書き換えられらばいいんですが、それに必要なプログラム(UltraISO)の評価版では容量の上限があり、試せませんでした。製品版のライセンスキーが届き次第、再挑戦します。

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登録年月 10/2005