Eee PC ← W52T(訂正)
以前の記事でEee PCに携帯電話を接続して通信する手順を記しましたが、「ipaqモジュール」の組み込みは不要でした。該当記事は訂正しました。
同モジュールはその名が示す通りPDAを接続する際に必要なものであり、携帯電話での通信には必要なかったようです。確認が不十分なまま投稿してしまい、失礼しました。
以前の記事でEee PCに携帯電話を接続して通信する手順を記しましたが、「ipaqモジュール」の組み込みは不要でした。該当記事は訂正しました。
同モジュールはその名が示す通りPDAを接続する際に必要なものであり、携帯電話での通信には必要なかったようです。確認が不十分なまま投稿してしまい、失礼しました。
ブログエディタで思い出し、PDA×TPO@物欲狂抑鬱症さんでもご紹介の「xfy Blog Editor」も試しました。Eee PCにはOpenOfficeが入っている関係で既にJREは入っているので、実行環境は準備済み。あとはxfyのLinux版をダウンロードして、そのZIPファイルを展開するだけです。
本体のSSD容量がもったいないので、今回はSDカードに展開しました。インストール作業は不要です。注意すべきは起動方法で、SDカード上のシェルスクリプトには実行属性を与えられません。ゆえに今回は「sh bin/xfyBlogEditor.sh」のようにシェルを明示する必要がありました。
更にもう1点。私の手元の環境だけかも知れませんが、ただ起動するとメニューなどが全て文字化けしてしまいました。それを回避するため、起動前に「export LANG=C; export LC_ALL=C」も実行して、英語表記を指定する必要があります。
ただ、やはり画面の小ささは厳しいですね。一覧画面も編集画面も狭くて、決して使いやすいとは言えませんでした。動作も重い感じがしますし、そもそも編集画面の文字化けが解消できないので、日本語で書けません…。うーん、ちょっと無理?
そういえば、愛用しているFirefoxの拡張機能である「ScribeFire」には「Note」という機能がありました。それとFirefoxのオフラインモードを併用すれば、やりたいことを実現できるのでありました。
先に挙げたBloGTKやThunderbirdより画面を広く使えるので、Eee PCで使うには有利です。しばらくはこの方法でやってみようかと。オンライン状態でも同じツールで使えて、覚えることが少なくて楽ですし。
残念なのは、オフライン時のカテゴリの設定や画像の挿入が不便なことですね。それさえどうにかなれば、もっと便利なんだけどなー。
オフライン時に書き、オンライン時に投稿するということだけなら、メールによる投稿でも可能では?ということで、Eee PCに標準で入っているThunderbirdを使ってみました。
事前にTypepad.jpの設定ページでモブログ(モバイル投稿)の設定を済ませておく必要があります。別にモバイル機器(PDAか携帯電話)からの送 信でなくても利用できるので、Eee PCからでも大丈夫。
何度か試して、これは使えそうな気がします。もっとも、Thunderbirdのメール編集ウインドウもEee PCの画面には大き過ぎるので、ちょっと狭いんですけどね。宛て先アドレス欄を1〜2件分だけに減らせれば、画面を広く使えるんだけどなぁ。
オフライン状態でも記事を書けるプログラムはないかな?と思い、Debianパッケージを検索して、「BloGTK」というブログエディタを見付けまし た。しかしちょっと弱点が…。
…という訳で、ちょっと実用には厳しいかなぁ?PythonとGTKで書いてあるプログラムだそうで、見た目は格好良いんですけどねぇ。
Eee PCでHamachiを使っている際、ふと気付くと通信できなくなっているというか、VPNを利用しているプログラムが応答しなくなったりエラーを出したりすることがあります。
そういう場合には、Hamachiを一度オフラインにして、一拍置いてから再度オンラインにすると復旧します。gHamachiを使っているならネットワーク名の右クリックメニューで、ターミナルのコマンドラインからなら、「hamachi go-offline」と「hamachi go-online」で。
どうしてVPN接続が切れる(無効になる?)のかは不明ですが、とりあえず便利に使えています。
追記(2008.01.04):何となく、という程度の話ですが、gHamachiを使わずにコマンドラインからhamachiを動かす方が安定しているような気がします。本当に「気がする」程度ではあるものの、接続が切れにくくなったような…。
Gyaoのスピードテストで無線LANの通信速度を測定してみたら、数世代前のVAIO Type SよりEee PCの方が好成績でした。どっちも11gで、同一のアクセスポイン トなんですけどねぇ。VAIOの方はウイルスバスターのパーソナルファイアウォー ルが動作している分だけ不利?うーん、謎です。
携帯電話でも通信できるし、公衆無線LANを使う機会もあるかも知れないし、ということで安全のためにVPNを導入してみます。Debianの公式パッケージになっているOpenVPNを使うのが良さそうではあるものの、自分でVPNサーバ機も用意する必要がありますし、設定が少々複雑です。(一度やってみれば分かるくらいの難易度ですけどね。)そこで手軽さを優先して「Hamachi」を使うことにしました。
設定を終えて新規のネットワークを作るか、既存のネットワークに参加すれば、VPNを通じて安全に通信できます(できるはずです)。実際に自分用のネットワークを新規作成して、そこに複数のPC(いずれもHamachiクライアントをインストール、設定済み)を参加させてみました。何ら支障なく稼動しています。これはいいかも。(^_^)
Eee PCは無線LAN内蔵ゆえ、出先でも公衆無線LANを利用できる場所なら通信手段には困りません。しかし、ここ札幌では都心部はともかく、まだまだそういった場所は少ないのが現状です。
えりえりさんはイーモバイルの通信アダプタを使う方法を記していらっしゃいますが、それなりの利用頻度でないと費用がもったいないので、手持ちの携帯電話をつないでみることにしました。
標準で「bluez」というBluetoothを利用するためのソフトウェアが入っているようなので、W52TのようにBluetooth対応の携帯電話ならそれで接続できるかも知れません。もっとも、その場合は別途にUSB接続のBluetoothアダプタ(ドングル)が必要となります。(興味はあるので、いずれ挑戦してみたいな、と。)
今回はもっと簡単に、W52Tに付属している通信ケーブルを使います。手順は簡単。(訂正:下記のipaqモジュールの組み込みは不要でした。)
上記の手順は1度だけ行います。システムの設定ファイルに記録するので、再起動後も自動的にipaqモジュールを読み込んでくれます。
次にW52TとEee PCをUSBケーブルで接続します。W52T側ではPacketWINモデムモードを選択します。これでEee PC側では「/dev/ttyACM0」というデバイスができているはずです。これがモデムに相当します。あとはPPPの設定を施します。
設定を終えたら、今作った接続をネットワーク一覧から選び、「Connect」を指示します。設定が正しければ、数秒でインターネットにつながります。あとはパケット料金に気を付けて(^_^;利用するだけです。
日常的に出先での通信を行う人であれば、イーモバイルやウィルコムの通信サービスの方が有利でしょう。でも安くなったとはいえ毎月の基本料金がもったいないので、私のようにたまーに出先で通信する程度だと、その月だけパケット料金が増える方が有利だったりします。
ある程度の利用は見込むものの頻度がばらばらという人なら、bモバイルのプリペイド方式のUSBアダプタという方法もありますね。それもEee PCで使えるのかなぁ?
訂正:上記の手順でカーネルモジュール「ipaq」を組み込む手順を示しましたが、携帯電話での通信には無関係でした。私の勘違いと思い込みだったようです。既に組み込んでしまったのを取り消したい場合は、上記と同じくmodconfでipaqを選択してください。組み込んであるモジュールを取り外す操作になります。
Eee PCはせっかく(?)英語配列のキーボードを備えているのですから、やはりCtrlキーは「A」の隣になきゃ!ということで、CapsLockキーを配置を交換することにしました。
xmodmapコマンドでキーの割り当てを入れ替えるというのも手ですが、CtrlとCapsLockの交換ならX window systemの設定に1行加えるだけで済みます。
これでシステムを再起動させると、その時点から「A」の左隣がCtrlキーになり、今までのCtrlキーがCapsLockキーになります。CapsLockキーを使わない人の場合には、前述の「ctrl:swapcaps」を「ctrl:nocaps」に変えると、両方のキーがともにCtrlキーになります。どちらにするかはお好みで。
なぜか英語配列のキーボードの馴染んでしまい、今も公私ともに自分で使うキーボードは全て英語配列という私にとって、この交換作業はLinuxでもWindowsでも必須となっています。職場でも自前のHappy Hacking Keyboardを愛用中。(^_^)
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「Sai10 Sight」は"私(Sai10=さいとう)の視界(sight)"というつもりで、"サイト サイト"と読みます。 ハンドル名は"shukaku"です。 独自ドメインを設けてありますので、トップページへのリンクは"http://www.sai10.nu/"へお願いします。 メールアドレスはプロフィールのページにあります。
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