トラックボール「LOGICOOL M570」が使いやすい件
トラックボール派(?)に転向して以来、LOGICOOL TM-150 を愛用してきました。トラックボールとしてはやや小ぶりのボールなれど、シンプルかつ安定していて、とても良い製品です。
ただ、シンプルゆえに若干の不便さも。上下ボタンというか進む・戻るボタンというか、左右クリックに加えて小さいボタンが2つはあるものの、いわゆる「ホイール」はありません。そのため、標準の動作ではスクロール操作がちょっと不便だったりします。
別のプログラムを併用すれば、「ボタンを押しながらボール操作=ホイール動作」という割り当てができるので、WindowsでもMacOSでもその種のソフトウェアを利用してきました。しかしこのところ「ながら操作」がやや負担に感じることがあるのと、ボタン操作の頻度ゆえか、ボタンの反応が悪くなってきた感がありました。
LOGICOOL TM-150 の新調も考えましたが、この機会にホイール付きのトラックボールを試そう!と思い立ち、ネットや店頭で調べたのが1ヶ月ほど前。数日間の調査と思案の結果、やはりLOGICOOLでしょう、ということで、LOGICOOL M570 を選択しました。
電池の心配もあるし、ワイヤレスである必要はない…と思っていた私ですが、いざワイヤレスのLOGICOOL M570 を使い始めて、食わず嫌いを反省しました。ケーブル1本でも、机上から減ると思いの外、すっきりするものですね。電池の持ちも、仕様上は1年は持つらしく、多用したとしても数ヶ月単位かと。
肝心のホイールは十分に便利かつ快適。もうちょっとヌルヌルした感触でも良いかな?とは思いますが、独立したホイールがあり、ボールと使い分けられるのはやはり便利でした。それに加えて戻る・進むボタンもあり、Webの閲覧やフォルダ間の移動で重宝します。
思った以上に便利に感じたのはLinux(Lubuntu)で使った時。別にソフトウェアを併用する必要がなく、本体を接続するだけで機能するので、LinuxでもMacOSやWindowsと同じ割り当てで使えます。ノートPCでLubuntuを使う私にとっては、タッチパッドより楽なこともあり、これまた助かります。USB接続のレシーバは超小型で、ノートPCに挿しても邪魔になりませんし。
そんなこんなで、親指操作のトラックボールとして、LOGICOOL M570 は個人的にはとってもお薦めの機種です。ボールの大きさとか右手専用とか、本体の質感(プラスチックっぽさ?)など、好みによる点はありますが、価格の面でもかなりイケてると思います。ぜひ試しを。
私自身は自宅で試して非常に気に入ったため、作業効率の向上を図るために職場でも導入してもらいました。机の上の操作スペースを専有しない点でも良い選択でした。
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