Type-C イヤホン端子変換アダプター「FSC FS-DACADC35-WH」はPUBGモバイルには向きませんでした
FSC社の「FS-DACADC35-WH」はUSB Type-C端子から3.5mm 4極プラグ(ステレオミニ+マイク)に変換するアダプターです。DAC搭載ということで、スマートフォンやタブレットのType-C端子が音声出力に対応していない機種でも使えます。HTC U11およびHUAWEI MediaPad M5で使えることを確かめました。アナログ出力のような僅かな遅延は感じませんでした。
ケーブルは細すぎず、十分に柔らかく、取り回しで邪魔になることはなさそうです。機器本体につなぐとType-Cコネクターから25~30mmほど飛び出します。場合によってはType-Cプラグの方向を90度変えるアダプター(別売)を利用すると便利です。
私が試した範囲で2つほど難点があります。これらに該当するようなら別の変換アダブターを検討する方が良いかも知れません。
(1)接続するイヤフォンまたはヘッドフォンによってはノイズが混じります。インピーダンス16Ωのイヤフォンだと、音が出る時だけ「サー」というノイズが混じります。無音の部分では何も聞こえないのですが、小さい音でを出力する際にも一定の音量でノイズが交じるので、PUBGモバイルの小さな足音が聞き取りにくくなります。なお、インピーダンス32Ωの場合にはノイズがほぼ気になりません。
(2)音の出始めがわずかに欠けることがあります。音楽や動画のように音が継続して聞こえる用途なら問題ありませんが、ゲームなどで無音→効果音という変化が生じる場面で効果音の途中から聞こえることがあります。PUBGモバイルで使うと銃声の余韻だけ聞こえるような感じになります。
私自身はPUBGモバイルのゲーム音をイヤフォンで聞き取ることを目的にしており、上記の2点の理由で利用を諦めました。インピーダンス32Ω以上のイヤフォンやヘッドフォンで音楽や動画を用途とする場合には問題ないと思います。ヨドバシカメラの店頭などに在庫しており、入手しやすい商品だけに上記の2点が惜しいところです。
コメント
You can follow this conversation by subscribing to the comment feed for this post.