よくある質問 - ファットバイクって重いの?
ファットバイクに乗っていてしばしば受ける質問が「重いんでしょ?」というもの。まぁ確かに見た目は重いですよね。太さ10cm以上のタイヤを前後2本持っていることを考えると、「重そう…」と思うのは無理もありません。
でも実際にはそれほどじゃないんです。2つの「重さ」について私の感想を述べてみます。
車体の重さ
私の愛車はKHS 4season ATB500 2014年型。購入時の状態はペダル込みで約18kg。現在はリアキャリアやバッグなどを装備しているので20kg弱でしょう。いわゆるママチャリや通勤用自転車と同程度です。
低価格帯の車種だとフレームがアルミではなくスチールになり、車体重量が20kgを超えるものもあります。その場合にはやや重く感じるかも。
高価格帯の車種になるとアルミフレームでも軽量な部品を使っていたりして、10kg台前半とか。更にフレームやリムがカーボン製ともなるととっても軽量だそうですが、財布も軽くなっちゃいます。
最初からスタンドやキャリア、その他の装備品が付いている車種もあり、重量には幅がありますが、見た目から想像するほど「重い!」ということはないのが一般的です。
走りの重さ
前述のような重量ゆえ、走りについても極端に重いということはありません。それなりの変速機を備えている車種ならトコトコのんびり走る分には「普通」です。
スチールフレームでシングルスピード(変速なし)だと重いかも。平坦な舗装路なら大丈夫でしょうけど、上りや悪路は厳しいでしょうなぁ。
太いブロックタイヤで舗装路を走ると「ゴー」という音と振動が気になるものの、回り出したタイヤには慣性が効くようで、速度を維持するのは容易です。タイヤの太さゆえ風には弱いかな。
舗装路なら空気圧を10psi以上(1気圧弱)に調節すると走りが軽くで楽です。5psiとかの低圧にすると悪路でも平気で走れるものの、転がりが重くなってかなりの負担に。
雪道や凍結路では低圧にすると滑りにくくなりますが、転がりが重くなるのでほどほどに。できればスパイクタイヤに交換してあまり空気圧を下げない方が走りやすいですよ。昨冬はスパイク+10psiでシーズンを通しました。
という訳で
つまりは「タイヤがとても太いMTB」という自転車であり、「重さ」も極端には違いません。見た目に反してけっこう「普通」ですよ。
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