おせちはできてなかった?
北海道新聞の記事"ふうどりーむず 「おせち」待てど暮らせど 2000セットなお届かず (2006/01/03 02:11)"によると、"おせちは届かず。"で書いたおせち料理の件で会社の発表が事実と違ったとか。
同社は当初、配送態勢の不備を遅配の理由と説明していたが、配送を担当した運送会社によると、遅配・未配となった約三千セット分については「配送の発注すら来ていなかった」という。生産能力を超えた大量の受注により、年末までに生産が間に合わなかったことが原因だった。
昨年も色んな事件(?)で目にした"事実と異なる発表があとで露見する"という図式ですねぇ。自分に不利な情報を出したくない気持ちは分かるものの、ばれたらどういう状況を招くかは容易に想像できると思うんですが...。
人のふり見て我がふり直す、と言います。対応できないほどの作業を請け負わず、もし間に合わないようなら早めに報告して対策を講じるというのは、普段の自分の業務でも同じです。やっぱりこれは教訓ですね。
2006年1月1日
「小樽恋の祝い膳」お客様各位ふうどりーむず株式会社
代表取締役 猿渡 肇謹啓、時下益々御清栄の段およろこび申し上げます。
せっかく御注文をいただいたにもかかわらず、約束の12月30日にお届けができず、そのうえ今をもってお届けできていないお客様がおられ、誠に申し訳ございません。
上記のことをお伝えすべく電話をいたしましたが、1件当りのお電話が長引き、多くのお客様にその旨を説明することができませんでした。
また、たくさんの問い合わせの電話が殺到しパンク状態が続いたため御迷惑をおかけし、誠に申し訳ありませんでした。
このような状態になった原因は当社の能力以上の受注、大雪の影響等々によって、運送会社の年内配達可能日に間に合わせることができなかったことにあります。
お正月のめでたい宴に間に合わせることができず、かつ、お客様に多大なご迷惑をかけたことは、すべて私に責任があります。お詫びをして許されることではありませんが、衷心より深くお詫び申し上げます。
現在、当社の電話、FAX、E-mailのパンク状況が続き、かつ会社が混乱の極みにありますので適切な対応が出来ていませんが何とか体制を整えたうえで、15日以内にあらためて連絡をさせていただきますので若干の時間をお与え下さいますようお願い申し上げます。謹白
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