キャプチャーBOX EzRecLNを使ってみました
その分野では高評価が多い、モバイル機器やゲーム機の画面を動画として録画するための機器です。iPadでPUBGモバイルをプレイする際の録画用に入手しました。iOSデバイスにLightningケーブル1本で接続できるのは手軽です。音声付きで録画するにはイヤフォンを本機につなぐ必要があります。録画した動画ファイルは解像度が1920×1080、フレームレートは30FPS、音声は192kb/s、48kHzのMP4ファイルになります。
iPadをLightning接続する場合には映像と音声に若干の遅延が生じます。映像は画面を見るので問題ありませんが、音声が遅れて聞こえるのはPUBGモバイルの足音や銃声の判断に差し支えると感じます。iPadをLightning接続しつつiPadにイヤフォンをつなぐと、音声の遅延はなくなりますが録画する動画に音声が入りません。惜しい…。
iPadをApple純正のHDMI変換アダプターを介してつなぐと、本機のHDMIパススルー機能のおかげもあってか映像と音声の遅延がごく小さくなります。iPadにイヤフォンをつなぐ場合と比べてわずかに遅れを感じるものの、個人的には支障ないと感じます。Lightningケーブル1本での接続という手軽さはなくなりますが、遅延を気にする場合にはHDMI接続をおすすめします。録画した映像のきれいさと滑らかさの点でもHDMI接続の方が良いようです。
本機はUSBメモリーやUSBハードディスク、microSDカードに動画を記録して、それをPCに差し替えて再生します。本機では再生できないのが少々不便ではあります。動作中の発熱は少々気になります。正常範囲とは思いますがけっこうほかほかになるので、本機の上には何も置かないとか底面にも空間を作るとかするのが良いと思います。
PCとUSB接続するとPC側での録画やライブ配信もできる仕様なので、使い手次第で活用できるかも。試した範囲ではちょっと遅延が大きいような気もしますが。
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