ORIBIKE
HECCのメンテナンス勉強会の終了後に登場したのが、ORIBIKEの試乗車でした。イギリス製で、見た目も、折り畳み・展開の方式も、BromptonとBD-1を足して2で割ったような感じというか、いいとこ取りというか、つまるところ「合いの子」と感じました。折り畳みに関しては、各部がカチッとはまって固定できて、DAHONにも通じるところがあるような印象も受けました。Bromptonのネジをくるくる回す方式と比較すると、先進的ではあるかな?BD-1同様に、一般的なロードバイクの部品を採用しているそうで、自分でいじる人には向いていると思います。特徴的な形状のハンドル部(ステム)や、折り畳み部分の多さについては、剛性や耐久性が気になるところではあります。
畳んだ状態の大きさはBromptonとほぼ同じ。サドルの後部がやや出っ張る程度です。但し幅ではBromptonに軍配が上がりますね。ORIBIKEもBD-1も、後輪とフレームの干渉を回避するために後輪が斜めになる仕掛けになっていますが、その分だけ幅が広くなってしまいます。タイヤ2本分の幅で収まるBromptonの構造は、やはり究極なのかも知れません。
まだ秀岳荘白石店さんでは取り扱うかどうかを検討中だそうで、すぐに手に入るという状況ではなさそうです。日本での販売価格も未定らしく、動きがあるとしてももうちょっと先でしょう。もっとも、既にかなり惹かれている人もいらっしゃったので、来春のHECCの会合にはORIBIKEで登場!という会員が現れるかも。(^_^;
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