引退表明すると何が違う?
プロ野球が開幕して間も無いこの時期に、日本ハムの新庄選手が今期での引退を表明したことについて、批判的な意見もあります。賛否両論あって当然と思いますが、個人的に疑問を感じる部分もあります。例えば下記の記事。
過去の大相撲の例を挙げるなどして、辞めると言ってからも競技を続けるのは相手に失礼という主旨だと理解していますが、本当にそうなんでしょうか?
プロの競技であれば常に真剣勝負ですよね?相手が不調だったり怪我してるからと言って、手加減するのは失礼ですよね?かつてオリンピックの柔道の試合であったように、あえて怪我してる部位は狙わないというのはフェアプレーでしょうけれども。
シーズン後の引退を事前に表明することで、真剣勝負に何か影響があるんでしょうか?辞めていく選手に厳しい球を投げられない、なんてことはないでしょう。引退する選手に打たれたら(捕球されたら)恥かしいという訳でもないでしょう?では何が問題でどう失礼なんでしょう?調べてみても分かりませんでした。
シーズンが終わった時点で"辞めます"と告げたとして、"いつそう決断したんですか?"という質問に対して"春に決めてました"と答えれば良かった んでしょうか?その方が理由を後付けしたような(あまり良くない)印象を受けませんか?それを聞いた対戦相手は、"辞める気だったのかい"と快くはない思 いを抱かないでしょうか?
今回の例に限ればですが、"最後のシーズンだから何としても優勝できるように頑張るぞ"という意思表示に思えますし、"辞める前に観に来てね"という営業 活動(?)を兼ねている感じもします。球団に対しての置き土産?もちろん"辞めちゃうのか"って落胆したり動揺したりする選手もいるとは思いますが、それ が成績に響くようならそこまでの選手なんでしょう。むしろ逆に発奮していただたかなくては。
という訳で、今季の日本ハムには上位でのシーズン終了ではなくリーグ優勝、できれば日本一まで期待したいと思います。もちろん、札幌ドームへ一度は観戦に。3階席あたりに大型遊具を設けるそうなので、我が家の3歳児も連れて行きたいなぁ。
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