キーボードで右クリックを。
このところWindows 7タブレットPC「ONKYO TW317」にLubuntu 13.10をインストールして試用しています。タブレット端末として本体のみでの運用を目論んでいますが、なかなか難しい点がありますね。
キーボード操作
Lubuntuで使える仮想キーボード(オンスクリーンキーボード)はいくつかあります。試したのは下記の3つ。
- onboard(Ubuntuの標準。マウス操作を補助する機能を備えます。)
- matchbox-keyboard(シンプルですっきりした印象。)
- xvkbd(今となっては少々古めかしい感じ。)
残念ながらいずれもログイン画面では使えないようです。Lubuntuのログイン画面には仮想キーボードを呼び出す機能がないのです。ゆえにログインパスワードを入力するにはUSBキーボードを接続する必要があります。当面はタブレット本体+USBキーボードという構成で試用するつもりです。
マウス操作
キーボードのことに加えてマウス操作にもちょっとした課題が。画面タップが左ボタンのクリックに相当するのは良いのですが、右クリックに当たる操作が見当たりません。Ubuntuなどには「左ボタンの長押しが右クリックになる」という機能があるようですが、Lubuntuでは効きませんでした。
とりあえず右クリックができれば十分だし、前述のようにUSBキーボードをつなぐことになるので、余っているキーに右クリックを割り当てました。
「~/.xmodmap」に下記を追加します。
「~/.config/lxsession/Lubuntu/autostart」に下記を追加します。
一旦ログアウトしてから再度ログインすることで設定を反映します。目的の位置にマウスカーソルを置いてから「アプリケーションキー」を押すと右クリックとして機能します。
もう一歩?
USBキーボードがほぼ必須なのでタブレット単体での運用は厳しそうです。情報参照用の端末としてなら出番ありかも。もう少し工夫して、ログイン画面で仮想キーボードを使えれば…。
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