ログイン後に仮想キーボードを簡単に出せるようにしてみました。
Lubuntuタブレット(?)化したWindowsタブレットPC「TW317」ですが、ログイン画面では仮想キーボードを簡単に呼び出せるのに、ログイン後はそうはいきませんでした。うっかり仮想キーボードを閉じてしまうと、USBキーボードを使ってコマンドを入力するか、一旦ログアウトしてログインし直すか…。どっちにしても不便です。
そこで、なるべく手間をかけずに、仮想キーボードを呼び出せるようにしてみました。
設定手順
画面のタップ1回で仮想キーボードを呼び出すために、今回は「リソースモニタ」を利用します。Lubuntuをインストールした状態では画面に出ていないので、まずは画面下部のパネルに追加します。パネルの右クリックメニューの「パネルのアイテムの追加・削除」をクリックします。
設定画面が開いたら「追加」をクリックして、一覧から「リソースモニタ」を追加します。
追加したアイテムは末尾(パネルでは右端)に位置しますので、好みに応じて表示位置を調整します。
位置が決まったら「編集」をクリックして、リソースモニタの設定画面を出します。「クリック時のアクション」にコマンドを設定しておくと、リソースモニタをクリックすることでそれを実行できます。ここにxvkbdコマンドを書いておけば、パネルをクリックするだけでキーボードが出る、と。
利用
仮想キーボードを使う際には、先ほどパネルに追加した「リソースモニタ」をクリック(指で画面をタップ)するだけ。一発で呼び出せて重宝します。
ただ、お手軽な設定ゆえに「単純に開く」ことしかできません。キーボードを閉じる際には右上にあるクローズボタンを使います。また、すでにキーボードが出ているかどうかは判断していませんので、タップした数だけキーボードが出ちゃいます。実用に支障はないと思いますが、うっかりダブルタップするとキーボードが余分に…。画面をキーボードで埋め尽くしたりなさいませんようご注意ください。
満足♪
TW317は見た目以上に(物理的に)重く、携行して利用するには不向きな機種でしょう。自宅内や職場内といった、ある程度の範囲で移動して使うネット端末としてなら、画面の大きさを活かせるので出番も増えそうです。Web閲覧や資料の表示程度の処理の負荷なら、ATOMプロセッサでも対応できますし。
今回、キーボードやマウスをUSB接続せずに一応の運用が可能になったので、今後は種々の作業で紙の資料を持ち歩く代わりに使っていく予定です。
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