自転車に乗る時に最適?
家電量販店に音楽再生機を見に行った時のことです。ヘッドホン一体型でコードの無い製品の展示機がありました。人より頭が大きい(^_^;ので、装着感はどうかな?と試していると、店員さんが。
商品を売る立場の人ですから、特徴や機能を紹介して売り込むのは当然です。しかし、使い方や使う場面を例に挙げる際に「自転車に乗りながら音楽を聴くのに最適ですよ」というのは、今となってはいかがなものかと。
現行の法律や自転車利用者の現状といったことも話した上で、そういう使い方もできますよ、という流れなら、まだ良かったでしょう。単に「自転車に乗りながら…」という伝え方だと、誤った認識の利用者を増やしかねないのでは、と心配になってしまいました。
そんな話をわざわざここで書いているのには理由があります。前述のような現状ゆえ、店頭で「でも、法律が変わっていますよね?」といったことを店員さんに話してみました。そうしたら、「そうなんですか?」と…。本当にご存じなかったのか、話の成り行きでそういうことにしたのかはともかく、その反応を見て疑問に感じてしまったのでありました。
私も以前は、サイクリングロードでは周囲の音を聞き取れる程度の音量で、音楽や英会話の教材を流しながら、自転車に乗っていました。風景にあった曲を聴いているといい感じで走れますし、教材で耳を慣らすにも良い時間だったからです。
最近、都心部でもヘッドホンを耳にかけて、かなりの速度で歩道を走行する自転車が多く、気になっています。周囲を見てない、注意していないのではないか、と。その辺の話は他にも書きたいことがあるので、別の機会に。とりあえず、商品を売る際にも考慮すべきことは多いんでしょうなぁ、というお話でございました。
コメント
You can follow this conversation by subscribing to the comment feed for this post.