ロジクールのモバイルキーボード「keys-to-go」
以前から気になっていたモバイルキーボードが「keys-to-go」。iOS向けの機器ということで、Androidユーザーの私には向かないと思い込み、試すこともしていませんでした。でもBluetooth接続のキーボードであるからには、それほどの問題はないのでは?と思い、量販店の展示機に触れてきました。
自分のAndroidスマートフォンと簡単にペアリング完了。キーを打ってみたら実に普通な印象でした。打ちやすいキーボードと言って良いかと。折りたたみではない一枚板のキーボードゆえ、変則的な配列がなく馴染みやすいキーボードです。小型ノートPCのような感覚でさくさく打てました。超薄型なのにちゃんとキーを押せるのがお見事。
気になっていたのがホットキーの類い。一通り確かめてきました。
- Ctrlキー併用によるカット、コピー、ペーストはAndroidでも使えます。
- 音量調整と消音、音楽再生系のキーもOK。
- カメラキーは押すと画面ロックになります。初回はちょっとびっくり。
- キーボード切り替えボタンは無反応。iOSではスクリーンキーボードを出したり消したりするようです。
- 地球儀ボタンは言語切り替えだそうですが、無反応だったような。ここだけうろ覚え…。
- 虫めがねアイコンの検索ボタンはそのまま検索機能の呼び出しとして機能します。
- タスク切り替えとホーム画面らしき、左端の2つキーは無反応。これは少々残念。
- Fn+左右カーソルキーによる行頭、行末までの選択は機能します。これは思いのほか便利かも。
- Deleteキーは後退キーになり、Fn+Deleteキーが削除キーになります。
上記のホットキーはOSによって機能差があるようですが、その他の一般の文字キーについては共通らしく、思った以上に普通に打てます。Androidユーザーでも十分に実用可能でしょう。いわゆる「戻る」キーがないので、例えばメモの編集画面から一覧画面に戻る時には画面タップ操作が必要です。うーん、惜しいっ。
Androidでの日本語と英語の切り替えはAlt+チルダキーで行えました。変換や無変換といったかな漢字関係の専用キーはないので、ちょっとだけ慣れは必要かも。Google日本語入力なら英大文字で打ち始めれば英語をそのまま打てるので、そんなに困らない?
そもそもの前提として英語配列のキーボードなので、日本語キーボードの経験のみだと慣れるのに時間がかかるかも。キー配列を読み替えて日本語キーボードとして使う手もありますが、かえってわかりにくいんじゃないかなぁ?
ぺったんこキーなれど個々のキーがわかれているアイソレーション型で、浅いながらも押した感触もあるので、ちょっと慣れれば手元を見ることなく打てると思います。この文章も全て展示機を借りて実際にスマートフォンで打ったものに手を入れたもの。使う上での違和感はとても少ないですね。やはり一枚板(折りたたみでない)キーボードは使いやすいのだなぁ。
個人的に最大の問題はそのお値段。バッファローなどのモバイルキーボードと比べると2〜3倍の価格差があります。良い製品なのは間違いないのですが、ちょ〜っと手を出しにくいのが実情。気軽に試してみようかなぁ…とは言えないのが悔しかったり。
携帯時にはノートなどと重ねて鞄に入れると良さそう。薄い上にキートップが外れない一体型なので、ソフトケースに入れたりせずに直接、鞄に入れても大丈夫な気がします。もうちょっと予算ができたら試してみたいなぁ。
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