Huawei MediaPad T3 8はBluetoothキーボードとの相性が良くなりました
8インチ画面のAndroidタブレットと小型Bluetoothキーボードを組み合わせて文章作成に活用したい方へ朗報です。
新機種
HuaweiのMediaPad T3 8は、Bluetoothキーボード利用時の仮想キーボード表示を無効にできるようになりました。
Android 7.0の設定アプリの「物理キーボード」の設定に「仮想キーボードを表示する」という項目があります。初期状態ではチェックマークが付いているので、外してみましょう。するとBluetoothキーボードをつないで文字を入力しても、画面上に仮想キーボードが出てきません。
文字入力できる状況で、画面右下に出るキーボードアイコンから設定画面を呼び出して、「入力方法を表示する」を無効にしても同じ結果になります。
Bluetoothキーボードを使う際に仮想キーボードが出ず、画面を広く使えて作業しやすくなりますよ。
旧機種
何を当たり前のことを…と思う方がいらっしゃると思いますが、旧機種であるMediaPad T2 8ではそれができないのです。
前述の仮想キーボードを表示しないという設定項目が存在せず、Bluetoothキーボードをつないであっても常に画面上には仮想キーボードが出ます。メーカーのサポート窓口に相談した結果、OSの仕様で非表示にはできないとのこと。
MediaPad T2 8と同じAndroid 6.0を搭載した他社製品では仮想キーボードを出さない設定が可能なので、おそらくはHuawei向けAndroid 6.0に固有の仕様なんでしょうね。更新プログラムの提供も見込めないようで、残念ではあります。
使い勝手
新機種での変更のおかげで、MediaPad T3 8にBluetoothキーボードをつないで文字入力すると、画面全体を編集領域に使えて文章作成が捗ります。Google日本語入力をインストールするとPCと同じ感覚で日本語入力が可能になります。
かな漢字変換の操作性がPCと同じというのは、使い勝手の面で大変にありがたいことです。持ち歩き用に8インチタブレットサイズで54キーという小型キーボードを使っていますが、操作に戸惑うことなく文章を書けます。狭いキー間隔に慣れればPC並みにサクサク打てます。
Googleドキュメントやテキストエディターなどで画面全体を編集領域に使えると、一度に見渡せる行数が増えますし、仮想キーボードを一時的に隠すといった操作が不要で手間が減ります。8インチ画面でも、Googleスプレッドシートにデータを入力するくらいなら十分にこなせます。当たり前の環境ではありますが、思った以上に快適♪
出先で作業するためにノートPCを持ち歩くほどではないけど、スマートフォンだと窮屈…という場合は、8インチタブレット+薄型キーボードの組み合わせも検討してみてはいかがでしょう?折りたたみ式のタブレットスタンドまたはスタンド機能付きケースを利用すると、小型ノートPCのような感じで作業できますよ。この文章も昼休みにタブレット+キーボードで書いていたりします。
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