Firefoxでgdippが効かない場合の対処方法
ある日、Windows7で動作しているFirefoxで、gdippが効かなくなりました。見慣れた滑らかで綺麗な文字ではなく、がたがたで美しくない文字に…。Firefoxの更新があるという通知に対して、実行を指示したのが失敗だったかと、一瞬だけ後悔。
でもGoogleで「firefox gdipp」を検索すると、すぐに対処方法が見付かりました。
「about:config」で「gfx.direct2d.disabled」の設定を「true」に変えることで、gdippが効くようになるとのこと。変更後にFirefoxを再起動させると、gdippによる綺麗な文字が復活。一安心。
なるほど、新しいFirefoxでは、ハードウェアの機能で画面表示を高速化した関係で、gdippがフォントの処理を横取りできなくなった訳ですな。ゆえに、その高速化を無効にして、従来通りにソフトウェアで処理するように指示すれば、綺麗な文字を表示できる、と。ふむふむ。
場合によっては設定変更で別の問題が出ることもあるそうですが、少なくとも私の場合には読みやすい文字の方が大事ですし、幸いにも他の問題は無さそうです。これでまた気にいった環境で作業できます。作者・開発者・先駆者の皆さんに感謝。
前述の描画処理の都合上、Javaで書かれている「FreeMind」もgdippの効果がありません。Javaが独自に文字を表示するそうで、gdippが描画処理を横取りできないそうです。マインドマップを作る際に重宝しているソフトウェアゆえ、できることなら美しい文字で表示させたいところですが、今のところ対策は無いようです。残念。
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