Google ChromeのOmnibox Timerで、ちょっとした「後でやる」を確実に。
「後でやる」ことを忘れないために
日々の作業において、「後でやる」ということは頻繁に発生します。下記のような、予定として通知を設定するほどではないものの、やり忘れるのはよろしくないという作業、けっこうありませんか?
- 電話をかけたら離席中だったので、後でかけ直す。
- 時間がかかる処理の完了を確認する。
- カップ麺のできあがりを待つ、
今までは小型のタイマーを使ったり、Googleカレンダーに通知付きの予定として入力したりしていました。でももうちょっと便利で手軽なものを…と思っていた時に拝読したのが下記の記事。
その「Omnibox Timer」をMacOS X上のGogole Chromeにインストールして、すっかり気に入ってしまいました。長所は下記の通り。
- ChromeのURL入力欄(=オムニボックス)に「tm 時間 メッセージ」という形式で入力するだけで、簡単にタイマーを設定できる。
- 複数のタイマーを設定でき、「1時間後の打ち合わせ」と「5分後の電話」という場合でも大丈夫。
- 通知の表示が「メッセージ」を含むので、複数のタイマーを設定してもそれらを識別できる。
私にとっては現状で十分に便利なのですが、「これができれば…」というちょっと惜しい点も。後日、作者さんに要望してみようと思っています。
- 設定したタイマーの一覧を表示する機能がない。
- 設定したタイマーを解除(削除)する機能がない。
MacOS Xでは不便?
前述の記事には「MacOSだと通知メッセージが自動的に消えてしまい不便」といった記述がありますが、これはMacOS Xの設定変更で対処できます。記事の原文(英語)のコメントでも指摘がありました。
まず、アプリケーション「システム環境設定」を起動して、「通知」を選択します。
次に対象アプリケーションとして「Google Chrome」を選び、通知スタイルを「バナー」から「警告パネル」に変更します。バナーは表示の数秒後に消えますが、警告パネルは利用者が指示するまで表示したままになります。
警告パネルとしてOminibox Timerの通知を表示させると、「閉じる」というボタンが付きます。それをクリックするまで、通知を表示したままになるので、見落とす心配がなくなります。
お試しあれ
単機能でシンプル過ぎる感があるものの、実用性は十分。設定時間を1秒後にすれば、画面上に付箋を貼るような使い方もできます。ぜひ一度、お試しあれ。
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