書籍「エンジニアのための時間管理術」が座右の書となっています。
勤務先でシステム管理者という役割を拝命して約1年。顧客向けのソフトウェア開発から、社内向けシステムの導入・開発・運用・保守などに重心が移り、仕事の内容や進め方、関係部署との接し方もだいぶ変わりました。
大小様々な課題を少数のメンバで担当する都合上、作業や時間の管理を疎かにすると、あっという間に破綻することに。打ち合わせや話し合いといった機会も増えたので、論点を見失わないようにしないと、時間の割に話が進まないということになります。
他にも、割り込み的な対応や、システムの突発的な障害への対処なども発生するため、全体を通して何か良いやり方を導入したいと思っていました。そこで、書籍「エンジニアのための時間管理術」 を読み、できるところから真似てみることにしました。それが数カ月前のこと。現在も部分的に実践している程度ですが、その効果を実感しています。
中でも最も参考になったのが「サイクルシステム」と命名した仕組み。一般的な、タスクリスト(ToDoリスト)付きの日次スケジュール帳を使ったスケジュール管理といったものです。紙の手帳で運用できるくらいのシンプルなものですが、継続して使ってみて「いけるっ」と感じています。
詳細は書籍に譲りますが、その日のタスクをその日のページ(シート)に列挙して、予定が入っている時間帯をブロックして、使える時間で終えられるタスクを着実に片付けるというもの。すべてのタスクを列挙したToDoリストを活用できていなかった私には、眼から鱗という点が多々ありました。
日次のタスクリストという点は、書籍「残業ゼロの『1日1箱』仕事術」にも通じる内容で、実践してみてその有効性を再確認した次第。やっぱり、頭で考えて理解したつもりになっていてはいけませんね。
「サイクルシステム」以外にもシステム管理者に役立つ内容が多々ありますので、同業の皆さんには強くお薦めします。良書ですよ。
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