コミック「王のいばら」の愛読者ですっ。
連れ合いの影響でいわゆる少女漫画も読んでます。最近のお気に入りは戸川視友さんの「王のいばら 」。(戸川視友さんの「視」は本当は難しい漢字なんですが、PCでは出せず…。)
今作は少女漫画とはいっても恋愛もの一色ではないのが面白いところ。中世の国々を舞台にヒロインが知恵と人柄を武器に活躍しまくります。戦闘(戦争)シーンもあったりしますが、さらっとですね。才女が難問に挑みつつ成長していく様子が主題。男性が読んでもいいんじゃないかなぁ。
ヒロインのエピヌがあまりに有能かつ良い娘なので、ご都合過ぎ…という感もあるでしょうけど、そういうのがありなのが漫画でしょう。他にも突っ込みたくなる点はあれど、それもひっくるめて楽しめば良いかと。
最新刊は14巻。周辺の国々との関係でキャラクタが増え、伏線や外伝ネタになりそうな部分もあちこちに。脇役陣だけでもいくつもお話を作れそうな感じです。サフィール姫の新婚編とか外伝になりませんかね?
本編は大きな山場を超えた感があり、次の15巻で一区切りかな?外伝の3巻も楽しみですなぁ。そして、また1巻から読み直したくなり、時間が無くなる、と…。あと、お気に入りのキャラクタはワーテルさんとアマンダさんの主従コンビだったりします。
作品とは別に、残念なところは冬水社さんの書籍は入手困難になってしまうところ。古い作品だとAmazonでも中古品しかないので、見かけた時に確保しておかないと…。という訳で、こういった作品こそKindle化していただきたいものです。
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