デジタル耳せん「キングジム MM1000」使用記(職場編)
空調の音
職場の空調は朝〜夕方の間、ずっと稼働しています。夕方に停止するたびに「あ、静かになった」と感じていました。
MM1000を使うと「朝からずっと静か♪」という感じです。スイッチを入れると明らかに「しん」とします。宣伝通り、低めの機械音には効き目ありますなぁ。トイレにいく時などにイヤフォンを外すと「おー、こんなに鳴ってたかぁ」と感じます。
空調が特に強く稼働しているサーバ室でも一定の効果はあります。狭い部屋で空調の音が大きめゆえ聞こえなくなるほどではないものの、確実に音量が下がります。サーバ保守などでこの種の部屋に長時間いる人には有用でしょう。
PCなどの音
自分の席を含めて、周囲の座席には約1.5台/机くらいの密度でPCがあります。就業時間内はそれらのほとんどが稼働しており、内部のファンの音などが発生します。他にネットワーク機器の中にもファンを持っているものがあります。個々の音は小さいものの、台数が集まるとけっこうな音に。
普段は気にしていませんが、MM1000を使ってみるとそれらの音がかなり小さくなります。「さー」というホワイトノイズのようになるというか、認識しにくい程度まで静かになります。
人の声
MM1000は人の声を除外するので、周囲の会話の声はさほど消えません。遠くでぼそぼそと話している分は低減しますが、イヤフォンを耳に詰めていることによる減少分のみのようです。周囲の声が気になっている場合にはMM1000を使っても効果を期待できないでしょう。
イヤフォンを詰めたままでは会話しにくいので、話しかけられたら外しますが、話しかけ・呼びかけには気付けました。もっとも、男性の低い声だとやや聞こえにくいかも。でもまぁ、イヤフォンで音楽を流しておくよりは気付きやすいはずです。
あと、電話の呼出音は小さくならず、気付きにくいことはありませんでした。周波数を選択して消音できるのは普通の耳せんにない利点ですねぇ。
外の音
ビルに当たる風の音、外の通りを走る車の音など、外から聞こえる音にも効果あり。元々が防音性のある窓を通って低減していることから、ダメ押しのような感じで小さくなるのかも。
MM1000が高い音を除外するため、緊急自動車のサイレンや宣伝車が流す音声などはかえってクリアに聞こえます。繁華街ではあまり効果を期待できないかな?
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