プラネックスのポケットルータ「MZK-RP150N」がつながらないときは、暗号化の設定を確認!
有線LANのみに対応する機器を無線LANで接続するため、コンバータにもなるポケットルータを使ってみました。使ったルータはプラネックスのMZK-RP150N。USBポートからの給電で動作するので、ACアダプタが不要という利点があります。
事前にPCと接続して無線LAN親機との接続を設定。あとは目的の機器と有線LANで接続すると、無線LANを介してインターネットにアクセスできるというものです。接続する機器はPCでもLANポート内蔵のTV等の家電製品でもOK。
ただ、思いの外、設定に手間取ってしまいました。無線LANのSSIDもパスワードも正しいのに、どうしても親機と接続できないという…。初期不良も疑ったものの、設定画面などは説明書通りに使えるしなぁ…。一晩寝ても解決できず、改めてGoogleで検索してみて、その結果からはたと気付きました。暗号化の設定がよろしくない?
拙宅の親機はBUFFALOのAirStation WHR-HP-G54で、AOSS機能を有効にしていました。その結果、暗号化の設定としては「WPA-PSK(AES)」という状況。一方、MZK-RP150NはWPS対応の機器で、AOSSは使えませんので、手動で設定。対応している暗号化の設定は「WPA-PSK(TKIP), WPA2-PSK(AES)」とのこと。よく見ると親機の設定と一致しません。なるほど、これが原因。
原因の見当がつけば、後は対処するのみ。親機のAOSSを無効にして、暗号化の設定を「WPA-PSK(TKIP)」に変更。既存の機器はその設定でも正常に接続できることを確認。MZK-RP150Nも今度は接続に成功。めでたく有線LANで接続した機器がインターネットにつながりました。やれやれ…。
最初から親機と子機の説明書や仕様をしっかり確認すれば、たぶんもっと早くに原因に気付いたはず。このところ、大した苦労もなく接続できる機器ばかり使っていたので、すっかり鈍っていたようです。いかんですね、こんなことでは。
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